イタリア勢との対決

スタンフォードブリッジではイタリア勢と相性の良いチェルシー。これまでに数々の印象的な試合が生まれている。

 

チャンピオンズリーグ、グループCで首位を争うローマをホームに迎え撃つチェルシー。今回はチェルシーがイタリア勢相手に見せた5つの劇的な勝利を振り返ろう。

ヴィチェンツァ戦、1998年4月

カップウィナーズ杯準決勝、敵地での1st legを1-0で落としたブルーズはスタンフォードブリッジでの2nd legでも32分にパスカレ・ルイーゾにゴールを許し、残り60分で3得点が必要な状況に。しかしグスタヴォ・ポジェが3分後に1点を返すと後半序盤にはジャンルカ・ヴィアッリのクロスからジャンフランコ・ゾラがゴール。さらにはマーク・ヒューズが追加点を挙げ、ブルーズは同大会決勝進出を果たした。

ラツィオ戦、2003年10月

2003/04シーズンのグループステージ、ラツィオ戦。ブルーズは前半終了間際にシモーネ・インザーギにゴールを許してしまう。しかし、57分にフランク・ランパードがエリア外から強烈な右足シュートをゴール上隅に突き刺すと、その8分後にはアドリアン・ムトゥが追加点を挙げブルーズが2-1と勝利した。

ローマ戦、2008年10月

2008/09シーズン、チャンピオンズリーグでは初めてとなるローマとの一戦。試合はローマが支配し、ブルーズにとっては苦しい展開に。ランパードのフリーキックはゴールポストを叩くなど、もどかしい時間が続く。しかし試合も残り12分というところでジョン・テリーがフランク・ランパードのコーナーキックをニアサイドで合わせこの試合唯一となるゴールを決めた。

ユヴェントス戦、2009年2月

ルイス・フェリペ・スコラーリの退任後に指揮を執ることとなったフーズ・ヒディンク監督にとっての初試合はチャンピオンズリーグ決勝ラウンド1回戦のユヴェントス戦。元チェルシー指揮官のクラウディオ・ラニエリの元でユヴェントスはセリエAで優勝争いに絡んでいる状況だった。前半13分にサロモン・カルーのお膳立てからドログバがネットを揺らし、ブルーズはこの試合に1-0と勝利。続くトリノでの2nd legを2-2のドローで終えたチェルシーは準々決勝進出を決めた。

ナポリ戦、2012年3月

決勝ラウンド1回戦、アウェイでの1st legを3-1と落としたブルーズはスタンフォードブリッジでの2nd legで驚異的な巻き返しを見せる。ドログバとテリーの得点により追いついたチェルシーだが、ギョクハン・インレルに1点を返される。再び追いかける展開となったチェルシーは75分にランパードがPKを決め試合は延長戦へ。最後にはドログバがブラニスラヴ・イヴァノヴィッチの決勝点を演出しチェルシーが準々決勝進出を決めた。このシーズンはミュンヘンでの決勝戦を制しクラブ史上初となるビッグイヤー獲得を成し遂げている。