イタリア生まれの才能

インテル・フォーエバーとの対戦を控えるチェルシー・レジェンド。その中でもセリエAで活躍した選手に注目だ。

 

5月18日(金)、スタンフォードブリッジではレジェンドマッチが開催される。中には18回のセリエA制覇を誇るインテルでその名を轟かせた選手の名前も。

 

今回はキャリアの序盤でインテルにて活躍した4人のイタリア出身選手に注目しよう。

ジャンフランコ・ゾラ

1996年から2003年にかけてスタンフォードブリッジのファンを魅了したマジシャン。ゾラはキャリア序盤、イタリアでファンからの信頼を獲得した。故郷のサルディニアで活躍したゾラは23歳という年齢ながらナポリでディエゴ・マラドーナとともにプレー。1989/90シーズンにはクラブのタイトル獲得に貢献した。「ディエゴから全てを学んだ」ゾラは話す。「いつもディエゴのことを見て、どうやったら彼のように曲がるフリーキックが蹴れるかを学んだよ。それから1年で自分は大きく変わったね」1991年にマラドーナがクラブを去ると、ゾラはチームの中心選手に。「ナポリは自分の代わりとなる選手を探す必要なんてない。すでにゾラがいるんだからね」マラドーナはこのようなコメントを残している。クラウディオ・ラニエリ監督の下でゾラは2シーズンに渡ってゴールとアシストを量産した。

ジャンルカ・ヴィアッリ

チェルシーやユヴェントスでのスキンヘッドのイメージが大きいヴィアッリだが、キャリア序盤のサンプドリアでは長い髪を揺らしていた。ロベルト・マンチーニとヴィアッリのコンビは”ゴール・ツインズ”と呼ばれ、今でもイタリア最高のストライカーコンビと言われている。サンプドリアでは6度ものタイトル獲得に貢献。ヴィアッリは得点王の活躍でクラブ史上初のセリエAでのタイトル獲得に貢献し、1990年のカップウィナーズ杯決勝ではアンデルレヒトを相手にネットを揺らした。コパ・イタリアでは13ゴールを挙げ、単一シーズンでの歴代最多ゴールを樹立した。

ピエルイジ・カシラギ

負傷離脱によりチェルシーでは長いキャリアを重ねることはできなかったものの、セリエAではユヴェントスでサルヴァトーレ・スキラッチとコンビを組み前線を牽引。ロベルト・バッジオ、パオロ・ディ・カーニオ、ファブリシオ・ラヴァネッリ、ヴィアッリといった面々とともにプレーした。1990年のコパ・イタリア、UEFA杯決勝でチームを優勝に導く活躍を見せると、その後クラブにUEFA杯のトロフィーを残し、1993年にはラツィオへと移籍した。

ロベルト・ディ・マッテオ

2012年にはチェルシーをチャンピオンズリーグ制覇へと導いたディ・マッテオだが、1993年に23歳でイタリアへと渡ったときには無名の選手であった。しかしラツィオでカシラギとともに3年間を過ごすと、ボックス・トゥ・ボックスプレーヤーとしての才能を発揮。ディ・マッテオはトーマス・ドールやポウル・ガスコインといった面々とともにプレー。1996年にはスタンフォードブリッジへとやってきている。