空を制す

今シーズンは空中戦での強さが目立つチェルシー。スタンフォードブリッジでのリヴァプール戦でも、試合を分けたのはオリヴィエ・ジルーのヘディングだった。

 

32分、ヴィクター・モーゼスのクロスに合わせたジルー。これで頭でのゴールは、チーム総計シーズン22点目だ。ここまでの101ゴールのうち、およそ4分の1が空中戦を制してのゴールという計算になる。

 

そんなヘディングゴールを決めたのは、全部で10人。その顔ぶれを振り返ってみよう。

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アルヴァロ・モラタ

チェルシーでのデビューシーズン、ここまでの15ゴール中9ゴールが頭からと空中戦を得意としているモラタ。リーグデビュー戦となったバーンリー戦でも、ウィリアンのクロスからゴール。中でも抜群のコンビネーションを見せているのはセサル・アスピリクエタだ。マンチェスター・ユナイテッド戦の決勝点、FA杯準決勝でのサウサンプトン戦を含む5ゴールをアシストしている。

アントニオ・リュディガー

昨夏ローマから加入したリュディガーは、ここまで3ゴールを記録。いずれもヘディングだ。まずは10月のカラバオ杯エヴァートン戦で初ゴールを記録し2-1の勝利に貢献。スウォンジー戦では試合唯一のゴール、ストーク戦では5-0の勝利に貢献した。

オリヴィエ・ジルー

1月の加入以来ここまで5ゴールのジルー。2つの大切なゴールはいずれも頭からのものだ。最初のサウサンプトン戦では2点のビハインドを跳ね返し3-2の勝利に大きく貢献、さらにリヴァプール戦ではトップ4フィニッシュに望みをつなぐ決勝点を決めた。

セサル・アスピリクエタ

チェルシーでの5シーズンで頭からのゴールはなかったアスピリクエタだが、今シーズンはすでに2ゴールを記録。9月のチャンピオンズリーグカラバフ戦、そしてその翌月末のワトフォード戦では4-2の逆転勝利に貢献した。

ティエムエ・バカヨコ

カラバフ戦で初ゴールを記録したバカヨコは、10月のクリスタルパレス戦でリーグ初ゴールも記録。セスク・ファブレガスのコーナーに合わせて同点とするも、最終的には2-1で敗れている。

エデン・アザール

アザールがここまで決めた16ゴールのうち、頭でのゴールはひとつだけ。ローマ相手の3-3の同点劇でのものだ。2-0から立て続けに3失点でリードを失うも、75分にペドロのクロスから頭で同点弾を記録している。

ミシー・バチュアイ

1月にドルトムントへローン移籍したバチュアイは、それまでの10ゴールのうち2ゴールを頭で記録。ワトフォードを相手に厳しい戦いを強いられた中、途中出場からの71分にペドロのクロスから2-2とする同点弾を決めると、決勝点まで記録した。

ウィリアン

チェルシーではここまでの5シーズンで44ゴールとコンスタントに数字を残しているウィリアン。しかし頭でのゴールはわずかに1つ、12月に3-1で勝利したハダーズフィールド戦だ。カウンターからマルコス・アロンソがクロスを送ると、これに合わせてネットを揺らしている。

マルコス・アロンソ

マルコス・アロンソといえばやはりフリーキックだが、12月のブライトン戦では空中戦を制して2-0の勝利に貢献している。再三シュートを防がれていたアロンソだったが、最後はセスク・ファブレガスのコーナーに合わせてネットを揺らした。

ペドロ

小柄のペドロだが、空中戦ではなかなかの強さを発揮している。レスターとのFA杯準々決勝もそのうちのひとつだ。延長戦で投入されると、エンゴロ・カンテのクロスから2-1の勝利へとチームを導いた。