ステップアップ:トマス・カラス

ローン修行を積む若手にフォーカスするコーナー、今回のゲストはトマス・カラスだ。

 

フルハムにて好調を維持していたカラスだったが、ハムストリングの負傷で戦線離脱。昨シーズンはミドルズブラにて、プレミアリーグ昇格を経験している...
 

トマス、まずはフルハムへのローン移籍の決め手は?

試合に出るため。それが何よりだよ。

 

そして何かを勝ち取るため。ミドルズブラでは昇格を果たした。フルハムにもそれだけの力はある。今シーズンはまだ安定してないけど、プレーオフ圏内は見えている。それに試合数が多いから、状態はコロコロ変わるんだ。

 

ミドルズブラでは右サイドバックが多かったけど、フルハムではセンターバックだね。どっちがやりやすい?

やっぱりセンターバックだね。フルハムからもそう言われて移籍してきたんだ。ただポジションにはこだわらないよ。プレーすることが最優先だ。

 

ボロでは右サイドバックもセンターバックもやってきた。でも選べるならセンターバックかな。フルハムのヨカノヴィッチ監督にもそれは伝えたよ。

"ボールに触る機会が多いから、より技術が求められる"

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ヨカノヴィッチといえば元チェルシーの選手だけど、監督としてはどう?

監督ごとに色はあるからね。今のチームは今の監督のチームだし、それは他のチームも同じだ。監督とはいい関係にあるよ。フルハムに呼んでくれたのも監督だしね。

 

負傷離脱するまではマイケル・マドルとフルハムの最終ラインを支えていたね。どんな関係なの?

そうだね、ラグナー・シグルドソンともいいプレーを続けていた。誰とでもいい守備ができると思うよ。まずはお互いのプレースタイルを理解して、どうやったらやりやすいかを考えること。もし相手がフィジカル勝負でタックルを仕掛けるなら、自分はそのカバーに入る。その感覚が合ったからうまくプレーできたんだろうね。

 昨シーズンはリーグ杯にてユナイテッドを下したカラス

ミドルズブラでは1シーズン半を過ごしたね...

すっかりお気に入りのクラブだよ。ドレッシングルームも血気盛んで、だからこそ昇格できたんだと思う。強い気持ちが昇格を支えるんだ。少しでもその支えになれていたら嬉しいよ。

 

チャンピオンシップは毎年熾烈だよね。ディフェンダーとして欠かせない要素は?

すべてだね。それにチームのスタイルによる。今のチームはつなぐスタイルだから、ボールを扱う技術が求められる。ロングボール主体が相手なら、それにしっかり備えないとね。

 

ディフェンダーとして様々な要素が求められる。足の速いストライカーもいるから、のんびりもしていられない。何かのためにどれかを捨てることなんて出来ないよ。

 

フィジカル面も重要だけど、身体が重すぎたらあっという間に裏を取られる。何事もバランスだね。

チェコ代表でもすっかりメンバーに定着してきたね...

監督が変わって、状況も変わった。怪我さえなければ代表戦ウィークでもプレーできていたはずだったんだ。

 

センターバックはベテランが増えてきた中で、クラブではプレー時間も多い。おかげで助かってるんだけど、とにかく怪我は残念だった。

 

最後に。今シーズンの目標は?

フルハムではプレーオフ圏内を確保すること。代表レベルでは、出場試合数を増やすことだね。そして選手としてはもっともっと上手くなることだ。