ステップアップ:ジャマル・ブラックマン

ウィコム・ワンダラーズで好調を維持するジャマル・ブラックマン。リーグ2でローン修行を積む若手GKに、話を聞いてみよう。

 

8月にローン移籍をした23歳のブラックマン。シーズン前半は限られた予算の中、6位と堂々の成績を残している。

 

ここまで8試合のクリーンシートを記録。そのうち3つは過去4試合でのものだ。

 

まずはジャマル、リーグ2での経験はどう?

かなり厳しいリーグだね。ボックス内でのプレーも多いし、競り合いも多い。フィジカルの強さが試されるよ。自分は背が高いから、その分有利なところもあるけどね。

 

新しいチームに入ってた時は、まず自分の能力を示さないとならない。お互いに信頼し合えるようにね。ウィコムではみんな歓迎ムードで、監督からも信頼を感じる。

 

今はチームも好調。いいムードで戦えているよ。

"お互いに言いたいことを言い合える関係。最高だよ"

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最終ラインとの連携はどう?

かなり良くなったよ。お互いに頼り合いながらプレーしている。互いの長所も短所も熟知しているからこそのプレーだ。みんなが同じ感覚で戦えるのは大切だからね。

 

ここまでのハイライトは?

波はあったからね。最初はキツかった。怪我もあったしね。でも今はかなり良くなったよ。

 

アウェイでの勝ちがとにかく少なかったんだけど、数週間前にケンブリッジとの死闘を制したんだ。1-0でリードしたんだけど、1-1に追いつかれて、なんどもセーブを強いられた。最後の最後で2-1で買ったときは最高の気分だったね。あれはここまででも指折りじゃないかな。

ギャレス・アインスワースはかなり個性的な監督だよね?

一緒にいて楽しいよ。それにバリー・リチャードソンやドッボ(リチャード・ドブソン)もいいコーチだ。温かく歓迎してくれたし、チームのために様々なアイデアを出してくれる。

 

監督はフットボールはもちろん、ウィコムも愛している。だからこそ情熱的になれるし、こっちも全力でプレーしようって気持ちになるんだ。

 

アインスワースのチームは、若手とベテランが混ざり合っているね...

チーム全体がまとまっているよ。アデバヨ・アキンフェンワ、ポウル・ヘイズ、マット・ブルームフィールドなんかのベテラン勢はもちろん、アンソニー・ステュアートやアーロン・ピエールみたいな若手も出てきている。

 

こうしたチームだからこそ、いろんな意見が出てくる。みんなどんどん前に出て、お互いに言いたいことが言い合える関係なんだ。すごい心地いいよ。

年始にはスウェーデン1部のオスターサンズ(上写真)へローン移籍したね。どうだった?

グラハム・ポッター(イギリス人監督)のもと、楽しくプレーできたよ。また違う環境だったけど、いい経験になった。プレー自体はちょっと遅いけど、より戦術的だね。チェスのように、先読みが勝負を分ける世界だった。

 

それに天候や遠征も、イングランドじゃ馴染みないものが多かったね(オスターサンズはスウェーデンリーグ最北部のチーム)

 

クラブはコミュニティやチャリティ活動で多くの賞賛を集めているよね...

移籍したばかりの頃は、チャリティコンサートの準備の真っ最中だった。聖歌合唱の練習もしたよ。ひとりじゃなかったけどね!