コンテ:気を緩めずに

アントニオ・コンテは前半終了間際の失点には注意を喚起しつつも、インテンシティの高いパフォーマンスで勝ち点3を手にしたチームを称賛している。

 

同点でハーフタイムを迎えたものの、後半に2ゴールをあげて白星を掴んだチェルシー。この勝利によりホーム連勝記録をクラブ記録と並ぶ12に伸ばしている。

 

コンテはポウル・クレメントが監督に就任して以来復調の兆しを見せているスウォンジーとの試合にについてこう振り返る。

 

「チームのパフォーマンスには満足しているよ」と話すコンテ。「納得のいく内容だったし、多くの決定機もつくりだしたね。スウォンジーは危険なチームだよ。ポウル・クレメントが監督になってからはリヴァプール、マンチェスター・シティに一泡吹かせているからね」

 

「しかし今日の試合を支配したのはこちら。相手に主導権を握られるシーンなどなかったね。前半は会心の内容だっただけに、終了間際の失点は残念でならないよ。確かに時間的にはオーバーしていたが、絶対に集中を切らしてはいけない」

 

コンテはハーフタイムの指示についてこう明かした

 

「素晴らしいパフォーマンスだと伝えたよ。主導権を握り続け、多くのチャンスをつくりだした。しかし内容は圧倒していても、現実は1-1だからね。勝つために後半も積極的にいこうと話したよ」

 

「後半は開始直後にアザールがコスタとの連携でチャンスを迎えたが、あれはファビアンスキーを褒めるべきだ。セスクのバー直撃もあったね」

 

「同点で前半を終えたことでフラストレーショが溜まっていたのは事実。こういう時こそ正しい判断が求められるが、今日は上手くいったね」

 

コンテは選手たちを集中させる方法についてこう話す

 

「それは簡単じゃないよ。高い集中を保ってシーズンを戦いきるのは至難の業だが、このチームには数々の栄光を手にしてきた選手たちがいる。彼らはタイトルレースを勝ち抜く術を熟知しているからね」

 

「そういった意味では自分はラッキーなんだ。たびたび気の抜けたプレーが見られるようなことがあれば、それを修正していくのが監督の仕事。しかし今の選手たちはその必要はないよ」

 

「このチームは首位にふさわしいよ。優勝できるかどうかはまだ分からないが、何としてでも首位を守り続けたい。ここまでは高いインテンシティを保ち、たくさんのゴールを奪っている。その上失点も最小限に抑えているんだ。チェルシーは今の順位に見合ったチームだよ」

 

ペドロは出場した11試合中8試合でゴールを奪い、今シーズンは11得点をマークしている

 

「ペドロはその実力を遺憾なく発揮しているし、さらなる可能性を感じる。ウィリアン、アザール、コスタと並ぶ偉大な選手だ。ボールのない動きは秀逸だし、ゴールを奪うのも当然だろう。本人にとっても、チームにとっても良い時間が過ごせている。もともと実力のある選手だったが、今のシステムでは止められないね」

 

コーチングスタッフとして長年チェルシーに在籍した現スウォンジーの監督、ポウル・クレメントはセサル・アスピリクエタのハンドを主張するも、勝利にふさわしいチームが勝ち点3を手にしたとコメントしている。

 

「チェルシーは多くのチャンスをつくり、ボールを保持し続けた。勝利に値するのは彼らだろう」と話すクレメント。

 

「相手は質の高い選手が多いだけに、堅い守備を90分間維持し続けなければならなかった。しかし、今日はそれに失敗したね」

 

「チェルシーの柔軟なシステム変更にはしてやられた。動きにもキレがあったし、特にカンテは素晴らしいね。アザールは常に脅威だったし、コスタは生粋のゴールハンターだ」

 

「今のチェルシーは若い」とフース・ヒディンク、カルロ・アンチェロッティ政権を知るクレメントは当時のチームと比較した。「このメンバーで3、4やり続けることができれば、彼らは別次元のチームになるかもね」