5年、10年、15年前

5年前、10年前、15年前のチェルシーも、FA杯5回戦に挑んでいた...

5年前

2012年のFA杯、チェルシーを救ったのはダニエル・スタリッジ(トップ写真)。スタンフォードブリッジでの一戦では、セットプレーからバーミンガム相手にネットを揺らしている。

 

しかし当時のチェルシーはアンドレ・ヴィラス=ボアス監督のもと、リーグ戦3試合でわずか勝ち点9しか得られておらず、この試合でもフアン・マタがPKを失敗し、1-0と追う展開だった。

 

それでも後半はチェルシーペースで試合が進み、スタリッジのゴールでなんとか引き分け。ジャイアントキリングだけは防ぐ形となった。

 

後半にはネイションズカップから復帰したばかりのディディエ・ドログバ、サロモン・カルーもピッチへ。コートジボワールはPK戦の末、ザンビアに8-7で敗れていた。コロ・トゥレ、ジェルヴィーニョが外し、ザンビアが初の同大会優勝を飾っている。


結局この試合は2週間後の再試合に持ち越し。その後ナポリとのアウェイゲーム、さらにリーグでも黒星を喫すると、ついに監督交代となったのだった。
 

10年前

2007年は4大会すべてでタイトルの可能性を残していたチェルシー。FA杯ではノリッチを4-0で下しているが、内容は数字ほど楽なものではなかった。

 

ショウン・ライト=フィリップスの先制ゴールの前には、ポストに当てられる場面も。なかなか試合を決めきれない中、後半になってようやくドログバがシーズン27ゴール目を記録し、展開にも余裕が出る。最終的には89分、93分にマイケル・エシエン、アンドリュー・シェフチェンコもネットを揺らし、快勝劇としたのだった。


なおこの試合で2ヶ月ぶりにチームに復帰したカリド・ブーラルーズだったが、肩を脱臼し前半で退いている。

 

「勝利に値する内容ではあったが、4-0という数字はノリッチのように戦うチームには酷すぎる」と振り返ったジョゼ・モウリーニョ。「前半はとにかく苦しめられた。1-0で折り返せたのはラッキーだったよ」

 

そんな10年前のチェルシーは、ここからチャンピオンズリーグでポルトとのアウェイゲーム、その4日後にはカーディフでアーセナルとリーグ杯決勝を戦っている。
 

15年前

2012年、そして2007年同様、2002年のチェルシーも下部リーグ相手にFA杯5回戦を戦っている。今回の相手は、若きデイヴィッド・モイーズ率いるプレストン。一方、クラウディオ・ラニエリ率いるチェルシーは、最終ラインに故障者と出場停止が重なり、マリオ・スタニッチが右サイドバック、エマニュエル・プティがセンターバックにコンバートされていた。

先制こそ許したものの、アイドゥール・グジョンセンが同点とすると、グレアム・ルソーがリザーブ時代に長く経験した右サイドバックへ移動。続いてジミー・フロイド・ハッセルバインクが勝ち越し弾を記録するも、今度はマルセル・デサイーが負傷退場し、今度はスタニッチ(左写真)がプティと並んでセンターバックに入ったのだった!

 

予断を許さない展開が続く中、最後は途中出場のミカエル・フォルセルがダメ押しゴールで勝負あり。結局モイーズが初めてチェルシーを下すまで、そこから8年間、23試合かかることとなった。

 

この年のブルーズは、次戦でスパーズと対戦。快勝とし、リーグ杯敗退に追い込んだリベンジを達成している。