マッチプレビュー:バーンレイ v チェルシー - タクティクス

バーンレイとのアウェイゲームを戦術面から紐解いていこう。

 

タクティカルブリーフ

アントニオ・コンテ率いるチェルシーは今週末、アウェイゲームでの連続ゴール記録の継続を狙っている。

 

最後尾ではリーグ最多のクリーンシート数を記録しているティボー・クルトワがゴールに鍵をかけている。今節はバーンレイの点取り屋ジェフ・ヘンドリック、センターバックのマイケル・キーンが出場停止というだけに、ピッチの両端の負担は多少軽減するかもしれない。

 

ヴィクター・モーゼス、マルコス・アロンソがディフェンスラインに入る5バックに対して、名将ショーン・ダイチェがどのような策を講じるかは興味深いポイントだ。さらにアーセナル戦ではアロンソが先制ゴールを決めており、ウィングバックに対する対策は欠かせないだろう。

 

8月の対戦では3-0でチェルシーが勝利。当時は4-1-4-1を採用していたブルーズは、エデン・アザール、ウィリアン、モーゼスがゴールネットを揺らしている。

 

アーセナル戦では様々なパターンからゴールを奪えることを証明したコンテ。アロンソの先制ゴールは打点の高いヘディングからの得点であり、アザールの追加点は圧倒的な個人技から生まれたものだった。さらにセスク・ファブレガスは繊細なボールコントロールから3点目を決めている。

 

ダイチェは決まったメンバーを起用することを好む監督だ。今シーズンはコンテよりも4人多い25名の選手を起用し、コンパクトな4-4-2を採用している。

 

ディーン・マニー、スティーヴン・デポールの負傷により、中盤のメンバー変更を余儀なくされているバーンレイ。またヘンドリックも出場停止となっているため、前線のメンバーも入れ替えなければならない。

 

夏の移籍市場ではノリッチからロビー・ブレイディ(ウィング/フォワード)、アストンヴィラからアシュリー・ウェストウッドが加入し、両選手ともにヴィカレッジ・ロードでデビューを飾っている。

ウェストウッドは守備的なミッドフィルダーではあるが、ブレイディとのコンビでゴールに迫る場面も見られる。先週末にはアンドレ・グレイの決定機も演出している。

 

ジョーイ・バートンの賭博軽犯罪に対するFAの処分が未だ発表されていないため、彼は今週末も起用される見込みだ。

 

ワトフォード戦では弱点を突かれたバーンレイ。ホーネッツは右サイドバックのマット・ロートンに積極的な突破を仕掛けることで、数多くのチャンスをつくり出していた。

 

結果的にバーンレイはヘディングから2失点を許して敗戦。しかしGKトム・ヘイトンがいなければ1-2よりも大きくスコアが開いていたかもしれない。

 

ホームとアウェイの成績が大きく乖離しているが、アウェイでもポゼッション、タックル、パスの回数も高い数字を残している。

 

チェルシーのようなチームとの試合では、中央の長いランニングから得点を奪うパターンを得意としている。

 

中央を固めてくるためにサイドには大きなスペースが生まれる傾向にあり、チェルシーはサイドで積極的に仕掛けてフリーキックを獲得すれば、得点のチャンスが大きく広がるはずだ。

 

チームニュース

チェルシーの怪我人はなし。

 

バーンレイは中盤の要ディーン・マニーが前十字靭帯を負傷。スティーヴン・デフールはレスター戦でハムストリングを痛め、ケヴィン・ロングは手術からの復帰が近いとされている。またジェフ・ヘンドリックは出場停止だ。