コンテ:決断の時

アントニオ・コンテはFA杯準決勝を控え、2選手のフィットネス、キャプテン、そしてトッテナムについて語った。

 

まずは急逝したトッテナムU23チーム監督のウーゴ・エヒオグについて。

 

「記者会見を始める前に、まずは自分、選手たち、そしてクラブから、ウーゴの遺族へ謹んでお悔やみ申し上げたい」と話すコンテ。「訃報はいつだって辛いものだ」

 

「こういう時は、フットボールは二の次だ。誰もが悲しんでいる。言葉にしづらいよ。明日は独特な雰囲気になるだろうね。まだ44歳だというのに、残念だよ」

 

「いろんなことが頭を巡ってしまう。本当に辛いことだ。明日は彼のために祈りたい。やれることは少ないかもしれないが、トッテナム、ファンのためにせめてもの気持ちだ」

 

まずはティボー・クルトワ、ギャリー・ケイヒルの状態について。日曜日のオールドトラフォードでの一戦を足首の怪我で欠場したクルトワ。またケイヒルは今週、体調を崩している。

 

「不運が続いている。火曜日、ケイヒルは熱を出していた。病院に行って診てもらったよ。そこまで深刻なものではないし、快方には向かっている」

 

「だが明日の試合でプレーするのは、かなり厳しいだろう」

 

一方でクルトワは練習に復帰。明日のプレーも可能なようだ。

 

記者からは明日の試合について、ケイヒルの代わりにジョン・テリーが出場するのではないかと質問が飛んでいる。

 

「今シーズン、チームには各ポジションに2つの選択肢が取れるようにしてきた」と話すコンテ。「ジョンが入るのであれば3バックの中央、現在のダヴィド・ルイスの位置だ。だがスタメンは明日決めることにする」

 

またジョン・テリーに関し、週頭に発表された今シーズン限りでの退団についても言及した。

 

「なんども言っているが、ジョンはこの就任初年度、自分にとって大きな存在だった。ピッチ内外で本当に助けられている。正真正銘、このチームのキャプテンだ」

 

「"問題"を挙げるなら、ジョンがレギュラーポジションでのプレーを望んでいること。だから今回は彼の決断を尊重することにした。自分もフットボーラーだったから、キャリアのこの時期になって考えることは分かる。身体も動く、レギュラーにはこだわりたい、とね」

「来シーズンに向けた大きな損失になるかと言われれば、それはもちろんだ。今シーズンの仕事ぶりは見ているし、ドレッシングルームでの振る舞い、またチームの基礎作りをしていく上でジョン・テリーの存在はとてつもなく大きい」

 

また来シーズンに向けて、テリーだけでなくジョン・ミケル・オビ、ブラニスラヴ・イヴァノヴィッチとシーズン半ばに退団した2選手の穴を埋めるのも難しいと言及。しかし新戦力については"余計な噂を招くだけ"とコメントを控えている。

 

またウェンブリーでの一戦については、結果がシーズン残りのリーグ戦に影響を与えるとは考えていないとコメント。

 

またマウリシオ・ポチェッティーノ率いるトッテナムについては、次のように言及している。

 

「トッテナムは最後まで格下扱いをされるだろう。だがトッテナムが持っている力は大きい。チームはこれで3年目、そろそろ流れも変わる頃だ」

 

「トッテナムは素晴らしいチーム。2年連続でタイトルを争っている。昨シーズンは逃したが、今シーズンはまたタイトルを追っている。いずれ毎シーズン優勝を狙えるようになるだろう。どこのポジションにもいい選手がいる。この3年目、トッテナムは大切な基盤を築きつつある」

 

「クラブの格が上がる時は来る。それは近いはずだ」