テリーの名ゴール

ジョン・テリーといえばチェルシーの守備の要だが、相手ゴール前でもその存在感を放つことがある。

 

チェルシーでの出場713試合で記録したゴールは66。ディフェンダーとして数多くの評価を集めるテリーだが、プレミアリーグでは40ゴールとディフェンダーの最多得点記録を保持している。

 

キャプテン、リーダー、レジェンドはチェルシーで過ごした19シーズンについに幕を降ろすことになるが、その間記録した数々の名ゴールを振り返ってみよう。

 

ウェストハム FA杯 2002年2月

2001/02シーズン、決勝ゴールをふたつも記録とチェルシーのFA杯決勝進出に大きく貢献したテリー。準決勝でのフルハム戦でも1-0の勝利にチームを導いたが、4回戦のウェスハム戦ではドラマティックな一撃をお見舞いしている。スタンフォードブリッジでの一戦を1-1で終え、アップトンパークで迎えた再試合。このまま延長戦突入かと思われたロスタイム、グレアム・ルソーのコーナーキックからゴールネットを揺らし、3-2で勝ち抜けとしたのだった。

 

バルセロナ チャンピオンズリーグ 2005年3月

チェルシーのクラブ史にも残るチャンピオンズリーグの名試合のひとつ、その激戦に終止符を打ったのがテリーだった。バルセロナとの一戦、序盤の猛攻で3-0とリードを奪ったチェルシーだったが、ロナウジーニョが2ゴールを記録。このままだとアウェイゴールの差で敗退となってしまう残り14分、デイミアン・ダフのコーナーに合わせたのテリー。このゴールで4-2とし、勝ち抜けとしたのだった。

 

マンチェスター・ユナイテッド プレミアリーグ 2009年11月

3シーズンリーグ優勝から遠ざかっていたチェルシーだったが、2009年11月は勝ち点2の差をつけてマンチェスター・ユナイテッドをスタンフォードブリッジに迎え撃った。激戦はスコアレスのまま76分を迎えると、フランク・ランパードがフリーキックのチャンス。このボールにボックス内でテリーが合わせ、ファン・デル・サールを破ると、1-0で勝利。結局シーズンは勝ち点1差での優勝と、こちらでもユナイテッドを破っている。

 

トッテナム リーグ杯 2015年3月

2014/15シーズンを席巻したテリー。プレミアリーグでは全試合フル出場で優勝、リーグ杯決勝ではマンオブザマッチの活躍でトッテナムを2-0と下している。テリーは主将として最終ラインを支えるのみならず、ウィリアンのフリーキックに合わせて先制ゴールも記録したのだった。

 

エヴァートン プレミアリーグ 2016年1月

テリーの最近のゴールといえば、昨シーズンのプレミアリーグ、エヴァートン戦。3-3で終わった劇的な一戦で、最後のゴールを記録している。3-2で追う展開の中迎えたロスタイム8分、ボールはブラニスラヴ・イヴァノヴィッチ、オスカーと渡り、最後は抜け出したテリーがティム・ハワードを右足のヒールで破る。この土壇場でのゴールで、ブルーズはスタンフォードブリッジでの対トフィーズ無敗記録を1994年から継続させたのだった。