ステップアップ:マット・ミアズガ

先週末、フィテッセはイングランドでのFA杯にあたるKNVB杯でAZを2-0と下し優勝。マット・ミアズガはルイス・ベイカー、ナタンとともにスタメン出場を果たしている。

 

ローン先で活躍を続けるミアズガに、欧州フットボールでの経験について聞いてみよう...
 

まずはカップ戦の話から。おめでとう!今の気分は?

ありがとう!素晴らしい経験になったね。試合前の雰囲気から、ファンも最高だった。

 

それにフィテッセにとっても初めてのタイトルだから、特別だよ。個人的にも、チームにとっても、アーネムの街にとっても、そしてサポーターにとっても最高の経験になった。

 

決勝でのプレーは?

個人的にはどんな時だってクリーンシートを狙っているよ。この試合でも結果は残せたし、堅い守備を見せられたと思う。もちろん勝つことが最優先だけどね。

ロッテルダムでの雰囲気、アーネムに戻ってからの話を聞かせてよ

FA杯決勝の様子をテレビで見たのを思い出したよ。スタジアムは完全に二分されていたし、すごい雰囲気だった。

 

大歓声でね。ピッチ上での声がほとんど届かなかったよ。それも試合の一環だけどね!試合後にファンと気持ちを分かち合って、一緒にトロフィーも掲げたんだ。歌も歌ってくれて、最高だったね。

 

試合時間が少し遅かったから、街に戻った頃はもうヘトヘトだった。家族や友人を呼んで、練習場でBBQはしたんだけどね。その次の日は、オープンバスで街中を走ったよ。

 

市街地に大きなステージが用意されていて、20,000人のサポーターが集まったんだ。選手全員が登場して、歌ったりスピーチしたりでお祝いムードさ。忘れられないね!

 

シーズン全体としてはどう?

試合の感覚をつかむ上で、とても大切な経験になっている。ピッチの上で成長を感じるね。

 

ピッチ外でも新たな国、新たな文化、新たな言語に触れて、これもいい経験になっている。

 

プロとしての自己管理も問われるしね。若手として異国でプレーを続けるには、細かい部分にも気を払わないといけない。栄養面もそうだ。しっかり準備すれば、それだけいいプレーにつながる。これもいい経験になっているよ。

 

ピッチ内外で本当によく学ばせてもらっているね。

 

夏の移籍市場ギリギリでの加入になったけど、今ではすっかりチームに定着したね

ローンで遅れて加入するのは、不利な面もある。チームはある程度出来上がっているから、自分がどう入り込めるか実力を証明していく必要があるんだ。チャンスが来たらしっかり両手で掴んで、"チームに貢献できる、高いレベルでプレーできるんだ"って見せてやるんだ。チームのために努力を続けてきたよ。

 昨シーズンのヴィラ戦にて

元チェルシーのDF、アンディ・マイヤースがフィテッセのコーチ陣にいるね

アンディは最高だよ。練習後には個人練習もあるんだけど、いつもアドバイスをくれるし、プレミアリーグの経験からいろんな質問にも答えてもらっている。

 

おかげですごい助かっているし、成長も感じるよ。

 

プレー面で特に成長した部分は?

キャリアのほとんどはセンターバックの右だったけど、ここでは左を任されることが多いかな。だから左足でプレー、左側でのプレーはかなり向上したと思う。今は右と同じくらいのプレーができるよ。

 

プロとして完璧になることは有り得ないけど、完璧を目指してあらゆる部分を突き詰める必要はある。パスやビルドアップ、試合を読む力も伸びているし、それに欧州フットボールの経験は何より大きいよ。

 

最後に、MLS、プレミアリーグを経験して、エールディヴィジはどう?
素晴らしいリーグだよ。技術的な部分も問われるし、若手が多い。試合のペースは早くて、ボールはパスベースだ。ほとんどのチームが後ろから組み立てていくタイプだね。

 

プレミアリーグはさらにあらゆる部分を求められるし、世界最高のリーグ。でもオランダリーグは若手にとってこれ以上ない勝負の場所になる。だからこそ人気だし、実際にそういう場所だね。

 

試合ごとに自分を試されている。相手をいかに抑えるか、常に勝負だね。 


写真提供:ポウル・メイマ | フィテッセ