UEFAスーパーカップ:1998

チェルシーは、1997-98シーズンのカップウィナーズカップ(現EL)でシュツットガルトを破って優勝。その数カ月後には、ユベントスを倒してチャンピオンズリーグ制覇を成し遂げたレアル・マドリーとUEFAスーパーカップで対戦することとなった。

チェルシーは、この試合で印象的なパフォーマンスを披露する。残り時間8分でグスタボ・ポジェの値千金の決勝ゴールが決まり、チェルシーは史上初となるスーパーカップのタイトルを獲得した。

中立地であるモナコのスタッド・ルイ・ドゥで開催されたこの一戦は、両者ともにチャンスを生み出した。ラウール・ゴンサレスやロベルト・カルロス、クラレンス・セードルフといった多くのタレントを擁するレアル・マドリーは幾度もゴールに近づく。特にフランス代表MFクリスチャン・カランブーが放った見事なFKは、惜しくもポストに直撃して得点には至らなかった。

対するチェルシーも反撃を見せ、フランク・ルブフがペナルティエリア付近から素晴らしいシュートを放つ。これは相手GKボド・イルクナーが反応できなかったものの、ポストに跳ね返されてしまった。

均衡が破れたのは82分。丁寧なビルドアップから最後は途中出場のポジェのシュートがイルクナーの牙城を破ってネットに突き刺さった。これが決勝ゴールとなり、ジャンルカ・ビアリ率いるチェルシーが初めてUEFAスーパーカップのタイトルを獲得した。