FA杯:2010

チェルシーは暖かな日差しが降り注ぐ午後のウェンブリーでポーツマスに辛勝し、クラブ史上初のリーグカップとFAカップの2冠を達成した。

前半にシュートが5度もクロスバーに直撃すれば、ペトル・チェフが相手のPKをストップするなど、エキサイティングな展開となったこの決勝戦。さらにフランク・ランパードがPKを外すハプニングもあった。だが、ジョン・テリーが貴賓席でトロフィーを掲げるには、ディディエ・ドログバの直接FKでのゴールだけで十分だった。

チェルシーは準決勝でアストン・ビラを3-0で破り、決勝の舞台に辿り着いた。ゴールレスで迎えた後半、ドログバのゴールで先制に成功すると、フロラン・マルダのゴールで加点。さらに後半アディショナルタイムにランパードが試合を決定付ける3点目を奪った。

2009-10シーズンのFAカップの幕開けはスタンフォード・ブリッジで行われた3回戦のワトフォード戦だった。この試合、チェルシーはチャンピオンシップ(イングランド2部)所属のワトフォード相手に5-0で完勝。敵地で行われた4回戦のプレストン・ノースエンド戦も2-0で勝利し、難なく突破した。

続く5回戦のカーディフ、準々決勝のストーク・シティもチェルシーの勢いを阻むことはなかった。そして、5月下旬のウェンブリーでチェルシーはドログバの活躍もあり、通算6度目のFAカップ制覇を成し遂げた。