FA杯:2012

リバプールに対する勝利で、チェルシーは6年間で4度目のFAカップ優勝を成し遂げた。チェルシーは、世界で最も古い国内カップ戦で成功し続けているクラブと言っていいだろう。

前半の早い時間帯にラミレスのゴールで先制したチェルシーは、後半にディディエ・ドログバの追加点で勝負を決めた。コートジボワールのストライカーは、FAカップの決勝で4回のゴールを挙げた唯一の選手となった。

2点を先行してからは、途中出場のアンディ・キャロルがゴールを奪いリバプールが盛り返す。しかし、冷静な守備陣が攻撃を凌ぎ、ジョン・テリーがトロフィーを掲げた。このシーズンはFAカップに続いてチャンピオンズリーグも獲得。クラブは2冠を達成している。

準決勝は、ドログバのゴールで幸先良く先制すると、フランク・ランパードのFKなどが決まり勝利。5-1というスコアでトッテナムを完膚なきまでに叩いた。フアン・マタやラミレス、フロラン・マルダもネットを揺らしたエキサイティングな夜となった。

FAカップ決勝の聖地・ウェンブリーまでの道のりはポーツマスとの試合から始まった。3回戦から登場したチェルシーは、ラミレスの2ゴールなどでポーツマスを4-0で下した。なお、ポーツマスは2010年のFAカップを制したときに決勝で対戦した相手だ。

4回戦でQPRとの厳しい試合に勝利したチェルシーは、5回戦でバーミンガムと激突した。1戦目を1-1としたチェルシーは、セント・アンドリュースで行われた再試合を2-0で制し、追いすがるバーミンガムを振り払って6回戦への駒を進めた。

再試合のバーミンガム戦は、ロベルト・ディ・マッテオの初陣だった。そして、バーミンガムを退けたチェルシーは、ホームでのレスター・シティ戦に勝ってベスト4進出を決めた。