プレミアリーグチャンピオン:2005/06

2004-05シーズンに勝ち点95を積み上げてプレミアリーグの頂点に立ったチェルシー。前年度に圧倒的な強さで優勝したチェルシーは、翌年もサポーターの期待を裏切らない強さでクラブ史上初となる連覇を達成した。

チェルシーは、コミュニティー・シールドでアーセナルを下し(2-1)、2005-06のプレミアリーグ開幕を告げた。連覇を目指すチェルシーは、ウィガンの本拠地に乗り込んで開幕節を迎えた。結果は1-0でチェルシーが勝利したものの、同試合に出場していたエルナン・クレスポが負傷するアクシデントに見舞われてしまった。

開幕戦の勝利で波に乗ったチェルシーは、第2節のアーセナル戦(1-0)から第6節のチャールトン戦(2-0)までクリーンシートで相手を次々と倒した。第7節のアストン・ビラ戦ではそのシーズン初の失点を喫したチェルシー。それでも、フランク・ランパードの2ゴールでアストン・ビラを下すと、第8節のリバプール戦(4-1)、第9節のボルトン戦(5-1)でも勝ち点3を積み重ねた。

開幕からの連勝を9としたチェルシーは、第10節のエバートン戦(1-1)でついに勝ち点を取りこぼす。だが、破竹の9連勝で開幕スタートを切ったチェルシーは、第10節終了時点で勝ち点28として首位をキープ。2位とすでに9ポイントも差をつけることに成功していた。

チェルシーの初黒星は、11月7日に行われた第12節のマンチェスター・ユナイテッド戦だった。ダレン・フレッチャーのヘディングシュートが決勝点となり、チェルシーはユナイテッドとのビッグゲームを落とした。だが、その一戦では長らく負傷により戦列を離れていたクレスポとジョー・コールが復帰。彼らは復帰して間もないにもかかわらず、トップフォームに近いパフォーマンスを見せていた。

ユナイテッドに敗戦後、チェルシーはすぐに立ち直る。連敗を避けたいチェルシーは、第13節のニューカッスル戦から第17節のアーセナル戦まで再びクリーンシートでの勝利を続けた。その間、ジョン・テリーが第15節のミドルスブラ戦と第16節のウィガン戦で決勝ゴールをマークすれば、アリエン・ロッベンもアーセナルを敵地で沈める一発を挙げて見せた。

第23節のチャールトンと第24節のアストン・ビラ戦では、2試合続けてドローに終わったチェルシー。だが、第22節まで10連勝中だったチェルシーはこの時点で2位に14ポイント差をつけており、もはやライバルの追いかけてくる姿も見えないまでに達していた。

首位を不動のものとするチェルシーは2月に入って以降、徐々に負け数が増えていった。25節のリバプール戦に勝利(2-0)したチェルシーだったが、第26節のミドルスブラ戦では0-3の完敗。それでも、第27節のポーツマス戦(2-0)、第28節のWBA戦(2-1)、第29節のトッテナム戦(2-1)で勝利し、チェルシーは連覇に向けて歩みを止めなかった。

第30節のフルアム戦では0-1で敗戦を喫したチェルシーだが、続くマンチェスター・シティ戦から第35節のエバートン戦まで4勝1分。チェルシーは、そのシーズンの初黒星を喫したユナイテッドを本拠地スタンフォード・ブリッジに迎え、シーズンダブル阻止を狙った。

試合結果は、ハイパフォーマンスを見せたチェルシーがホームでユナイテッドを3-0で撃破。ウィリアム・ギャラスやリカルド・カルバリョらセンターバック陣の活躍などもあり、アウェイで敗れた借りをユナイテッドに返すことに成功している。

シーズンダブルを阻止したチェルシーはその後、第37節のブラックバーン戦(0-1)と最終節のニューカッスル戦(0-1)でそのシーズン初の連敗を喫して全日程を終了した。したがって、2005-06シーズンのリーグ戦における最後の勝利とゴールは、共にユナイテッド戦となってしまった。

このシーズンのチェルシーは終盤の連敗が影響して前年度の勝ち点を更新することはできず、91ポイントを積み上げるに留まった。だが、チェルシーは2位のユナイテッドに勝ち点8差をつけてクラブ史上初のプレミアリーグ連覇を達成している。