FAユース杯:2015

近年、無類の強さを発揮しているチェルシーユースは、ここ6年間で4度目となるFAユースカップ決勝に臨み、見事に優勝。1960年、1961年以来となる2連覇を達成した。

アウェイで行われた第1戦を3-1で勝利したブルーズは、アドバンテージを持ってスタンフォードブリッジでの第2戦に臨んだ。

開始序盤にイヘアナチョにゴールを許したものの、20分にブランのヘディングで同点。さらに後半始まってすぐのところでアブラハムが勝ち越しゴール。このまま試合は終わり、2戦合計5-2としたブルーズが盤石の試合運びで2年連続となる王座についた。

エドワード監督は第1戦からサマットとボガを変更。それ以外は同様のメンバーをピッチに送り出した。

ボガは10番のポジションに入り。その後ろにはコルケットとムソルダが並んだ。センターフォワードにはソランケが、サイドにはアブラハムとブラウンが起用された。

ゴールマウスを守るのはコリンズ。DF陣はオラアイナ、フィカヨ・トモリ、クラーク=ソルター、ダシルバとお馴染みの顔ぶれとなった。

一方、マンチェスター・シティは前回の対戦から2選手を変更。マーカス・ウッドとイヘアナチョが起用された。

試合は序盤から大きく動く。第1戦で敗れたシティは開始早々の7分、ネマネの巧みなクロスに待っていたのはイヘアナチョ。ストライカーが監督の期待に応え、シティは逆転優勝に向けて幸先良いスタートを切った。

出鼻を挫かれたブルーズはすぐさま反撃に出る。コルケットのCKにブラウンが飛び込み、ヘディングシュート。これがゴールネットに突き刺さり、若きブルーズが強引に試合を振り出しに戻した。

ここから試合はオープンに展開に。波に乗ったチェルシーはボガが強烈なシュートを放つがアダラビオヨにブロックされる(写真:下)。

対するシティもイヘアナチョが頭でゴールを狙うもコリンズが素晴らしい反応でシャットアウト。守護神は好セーブでイヘアナチョに2点目を許さなかった。

その後も一糸乱れぬ攻防が繰り広げられたが、両チームあと一歩のところでゴールまで至らず、1-1のまま前半は終了。

開始早々、ブルーズは逆転優勝を目論むシティにとどめを刺す。

ブラウンとソランケの連携から最後はアブラハム。ファーサイドのゴールネットに今季39ゴール目を突き刺した。頼れるエースの一発でチェルシーは3-1、2戦合計で5-2とした。

ここから試合はチェルシーペースに。アブラハムがさらにシティゴール迫る。CKをソルターが頭で触ると、そこに待っていたのはアブラハム。角度のないと位置からゴールを狙うも、追加点ならず。

さらに、たたみかけるチェルシー。アブラハムの早い低空クロスにソランケが合わせるも、GKハウグが意地のファインセーブでゴールを割らせなかった。

押し込まれる展開のシティも必死にゴールに迫るが、ブルーズ守備陣の前になかなか得点するまで至らず。ここで終了のホイッスルがスタンフォードブリッジに鳴り響いた。

エドワード率いるユースチームは最高の形でFAカップ優勝。圧倒的なパフォーマンスで連覇を達成した若きユースチームはアカデミーの歴史にその名を刻んだ。